母方の亡き祖母は霊能者であったが、お金は一切もらわなかった。信心深い人であったので、他人のために一所懸命仏壇に手を合わせ、拝んでいるうちに解決策が見えるらしかった。 しかし、自分のことやエゴで力を使うことはまったくない人だったため、、本人の生活や親族の生活もその恩恵を受けることはなく、私自身は、精神世界に興味を持ち始めても、祖母のことは半信半疑であった。しかし 祖母が亡くなって、彼女の言った言葉を思い出してみると、総て現実になったことに気づき、亡くなる前に一生分聞いておけばよかったのにと後悔したものである。祖母には力はあっても隔世遺伝しなかったと決めつけていたので、現実以外のものが見えたり、何かを感じたりしても気のせいだと思って受け流してしまっていた。
文筆家事務所のバイトを初め、数多くのアルバイトを経験、今でいうフリーターである。
健康状態を良くしようと20歳頃からヨガを始め、玄米菜食も数年続けるが、外食ができず、友達なくすかもという理由をつけて挫折。お肉大好きだったのだ(面目ない)。
大手販売業の直営店舗の社員となり少し安定するが忙しく、腎臓を患った体には過酷で、母のやっている家業(日本料理店)を手伝うことになる。
その後結婚・出産・離婚と人生のイベントを一通り体験。
この離婚の前後より、瞑想指導を受けたり呼吸法を学んだりした。離婚時にアロマセラピストになろうかと一瞬頭によぎったが、マイナスを受けやすかったのでプロになる自信はなく、また子供をかかえ勉強に時間を割く余裕もなかったので、その直感を無視して 2歳の娘を育てることだけを考え、大嫌いだった保険の営業職員となったのである。向いていない仕事をするわけだから当然ストレスもたまる。娘のアトピーと自分の精神の安定のためにレイキの伝授を受けたのもこの頃であるし、ヒプノセラピーやリーディング・チャネリング、シンインテグレーションなどのボディーワークなど、様々なスピリチュアルなセッションも受けるようになる。勉強にというより自分のためのセッションでいっぱいいっぱいだったのだ。
この間、現実の目には見えないものが頻繁に見えたりするようになるが、それでもまだ自分で認めていなかった。実際見えても解決できなかったので意味がないように思えた頃である。それに見たくないものばかりだったので、「見たくない!」と叫ぶと数年にわたって何も見えなくなるのである。
バブルがはじけ、終身雇用制が崩壊してくるにしたがい、保険のお客様の中に、鬱などで長期に休職される方が何人もいらした。 鬱の方のお話を伺ったり、バリバリお仕事なさってる方からの身の上相談も受けるようになった。 お客様から、「お蔭様でうまくいったよ。有難う。」という言葉を頂くうちに、私が役立てることは保険の営業より、こういった、人の心に関わることではないのかと考えるようになった。それでも何ができるのかもわからずにいた。
そんなある日、突然「ヒーラーになる!!」という言葉がおりてきた。 まさに、おりてきたという感覚であった。なりたいなら分からないでもないが、なる!と言われても、いったい何ができるのか・・・。 そんななか、友人に誘われて行った場所で、偶然が重なり(必然だ!)、とても素晴らしいヒーラーYさんと出会う(本人は主婦のマッサージ屋と言ってはいるが・・・)。 その方から改めてレイキのアチューンメントと、その他のヒーリングの技法やマイナスを受けない方法など多くを学んだ。 「本来ならもっと前からやって私の先生になるはずの人だったのに、なにをぐずぐずしてたの?早くやりなさい。」という言葉にその気になって(重たいお尻を押されて)・・・ まずは保険の仕事をしながら出張でヒーリングをするように。
しかし、ヒーリングも保険の仕事も中途半端がいやで、苦手な仕事でありながらお客様に支えられて12年半も勤めた保険会社を退職。 娘は高校受験のさ中、これから学費がかかる時、ファイナンシャルプランナー(だったのだ)として冷静に考えれば無謀であった。お客様にご相談受けていたら反対したに違いない(笑)。いつもは石橋を叩いて叩いて叩き壊して渡れないのだが、叩き壊して後ろを見たら、火の海で川に飛び込むしかなかったのである(爆)。
子供の頃から大人になったら何かになりたいなどの夢がまったくなかった。40過ぎて、生まれて初めて自分のやりたいことがみつかったら、好きではない仕事をしていられなくなったのも事実である。 保険会社の時のお客様に応援して頂いたり、ヒーリングで出会ったクライアントの方々に励まされ、セッションをすることで更に学びながら、一歩づつ進歩・変化させて頂いてるように思う。 本当に有難いことだ。 現在も更にステップアップするべく学びと実践の日々である。
池尻に癒羽をOPENして数年が過ぎたが、ヒーリングよりカウンセリングに比重がかかるようになったり、セミナーの充実などから、私の役目は単にヒーリングをするということより、多くの人にスピリチュアルなものの考え方をお伝えすることだと思うようになった。受講者の方の進歩・変化していく姿を見るのが本当に嬉しく幸せを感じる。
今ここでこうしていられることに 感謝の日々である。 |